布団乾燥機のテスト
ダニ退治性能はクリア
茨城県消費生活センター

 ふとん乾燥機は、本来のふとん乾燥の目的のほかに、住宅構造やライフスタイルの変化に伴い、ダニ発生が頻繁になり、ダニを退治する目的や、花粉症のために屋外にふとんを干せない時に利用する人が増えている。そこで、茨城県消費生活センターでは、最近の商品について乾燥性能や使用性・ダニ退治性能などについて調べたが、それら性能については概ね期待できるような結果だった。

 購入したのは、ふとん2枚(敷きふとん、掛けふとん各1枚)の乾燥容量の5銘柄。価格帯は、6804円〜1万8690円。平成13年9月13日に水戸市内の家電量販店で購入、テストは同13年9月から同14年3月にかけて行った。

 乾燥性能については、一定の水分(200g)を含ませた湿りふとんを各銘柄の取扱方法により乾燥させてみた。綿敷きふとんは50〜60分、羊毛・ポリエステル混敷きふとんは40〜50分で当初の水分を乾燥した。

 消費電力量と、乾燥時間は、綿ふとんでは40〜90分で300〜800Wh。羊毛ポリエステル混ふとんでは、30〜70分、消費電力は200〜600Whだった。銘柄bRが消費電力量は最も少なかった。

 ダニ退治性能は、時間はかかるが、すべての銘柄でダニが繁殖しにくい乾燥状態と温度(50℃以上、20分)になった。

 安全機能は、本体の空気吸い込み口にガムテープを貼って塞ぎ、ふとんを乾燥し、安全機能が働くかどうかを調べた。銘柄bRを除く4銘柄は、1〜3分で安全装置が作動して停止した。銘柄bRは温度監視サーミスタが制御し、正常終了。すべての銘柄で安全機能が確認できた。ただし、銘柄bPと4では、温風吹き出し口で約80〜90とかなり高温だった。

 使用性と操作性については、10人のモニターが調べた。タイマー表示には、夏・冬コースの別、中綿の種類の別、ダニ退治機能があり、夏コースは送風機能、冬コースはあたため機能があるが、切り替えの位置がわかりにくかった。

 乾燥マットとホースの位置関係にも不便を感じた人が多く、複数カ所の接続口が必要との意見だった。取っ手のあるタイプは持ち運びがしやすかった。


【アドバイス】
 ふとん乾燥機は、乾燥に要する時間・電気料・操作性等が気がかりな商品だ。10年以上前の商品に比べて性能が向上しているが、購入時は使う目的をふとん乾燥だけでなく、ダニ退治や杉花粉症対策などと明確にしておくと良い。





苦情あれこれ
会員に不利な解約条項
(社)北海道消費者協会

【事例】 インターネット広告で恋人紹介サービスを知り、事業者に話を聞きに行った。希望条件を示せば1カ月4人の会員を紹介すると言われ、入会金、登録料、会費分の信販契約をした。しかし、希望とかけ離れた会員しか紹介されず、2カ月後に解約を申し出た。「希望に沿った会員を紹介する」と言われたが、信頼できないので再度解約を申し出た。すると「契約後22日以降の解約は入会金、登録料の全額と、利用月数の月会費を負担して欲しい」と回答があった。納得できない。

【調査・処理】 事業者独自の解約規定では、相談者の場合登録料はまったく返金されないことになるが、契約の際そのことは説明されていなかった。相談室は事業者に、約束したサービスがなされていないこと、解約条項が消費者に不利で説明もされていない点を指摘した。

 交渉の結果、登録料は返金できないが、入会金は残存日数に応じて返金すると回答があった。相談者も了解し、既払分との差額を払って終了した。

【アドバイス】 特定商取引法では、語学学校、エステティックサロン、学習塾、家庭教師の4業種は中途解約の規定を設けているが、恋人紹介サービスは現在のところ規定がない。独自の解約規定を設けている事業者もあるが、消費者に極めて不利な内容であることもあり、相談室では「書面を十分に確認すること大切」とアドバイスしている。





危害・危険情報
高濃度アルコール含有燃料によるトラブル
国土交通省

 高濃度アルコール含有燃料をガソリン自動車に使用すると、自動車の燃料系統部品に使用されているアルミニウムが腐食し、燃料漏れ等の不具合や火災等の事故に至る危険性がある。自動車には、取扱説明書等で指定されている燃料を必ず使用しなければならない。

 高濃度アルコール含有燃料としては、「イクシオン」、「エピオン」、「ガイアックス」、「ゴールドライズ」、「ジンガー」の銘柄が確認されているが、他にも未確認の銘柄で販売されている可能性があるので、トラブル・事故防止のために、給油にあたっては、必ず以下の対処を行う。

 使用している自動車に備え付けられている取扱説明書やユーザーズマニュアルで指定されている燃料(指定燃料)が何であるか確認する(無鉛プレミアムガソリン、無鉛ガソリン等)。

 自動車エンジン及び燃料系統部品は指定された燃料で安全に動くよう設計されている。自動車には、取扱説明書等で指定されている燃料を必ず使用すること。

 なお、自動車用燃料であるガソリン(揮発油)は、法律に基づき登録された販売業者が、法律に定められた規格を満たすガソリンを販売するように義務づけられている。

 法律に基づき登録された販売業者は、表示を給油所内の見やすいところに掲示することが義務づけられている。また、標準的な品質基準に適合するガソリンを販売することが確認された給油所では、計量器にマークを表示できることになっている。指定燃料を求める際には、こうした表示を参考にする。