11月12日号(11月05日発行)
 トピック
シンポ「金融不安の時代≠どう生きる」
自己責任の前に「防衛策」を
 金融破綻等により消費者の不安が渦巻く社会環境でありながらも、規制緩和による事後チェック体制で消費者の自己責任が問われると。そんな消費者にとって厳しい現状を受けて(財)家計経済研究所、(社)全国消費生活相談員協会主催によるシンポジウム「金融不安の時代≠どう生きるか」が、10月30日に大阪産業会館で開催された。シンポジウムでは、自己責任社会のあり方などについて議論が行なわれた。

 トップニュース
第17次東京都消費生活対策審議会第2回総会開催
都消費生活条例規制改正へ
 東京都の第17次東京都消費生活対策審議会が10月31日、都庁第1本庁舎特別会議室において第2回総会を開き、「東京都消費生活条例による歯みがきの告示事項の見直しに関する答申」および「社会経済状況の変化に対応した東京都消費生活条例・規則の改正について(中間報告)」をまとめた。

グリーンフォーラムが開催
3Rから4R(リフューズ)へ
 グリーンコンシューマー東京ネットと東京都が主催するグリーンフォーラム「無理なく楽しくグリーンコンシューマー〜環境・買い物・エコファミリー」が10月27日、全理連ビル9階ホール(東京・代々木)で開催された。

 消費者行政・消費者センターニュース
視覚障害者・高齢者対象の表示に関する意識調査
表示は大きく、店内放送も要望
 ユニバーサルデザインやバリアフリーへの取り組みが進んでいるが、日常の買い物について障害者や高齢者がどのような点に不便を感じているか、東京都がこのほど初めて調査を実施したところ、特に陳列棚の表示について不満が多いことが分かった。

電気通信サービス
苦情・相談等は約3割増加
 電気通信サービスに関する苦情・相談等が約3割増加―。総務省では、電気通信消費者相談センターを設置し、電気通信サービスに関する利用者からの苦情・相談等を受け付けている。このほど、平成12年度(2000年度)における苦情・相談等の受付件数及びその概要を取りまとめた。

 消費者団体・専門団体ニュース
狂牛病と飼料の問題点
生産効率優先の共食い飼育の根絶を
 狂牛病問題で消費者の不安が高まる中、市民団体の遺伝子組み換え食品いらない!キャンペーンと日本消費者連盟が「狂牛病問題と飼料の問題点」をテーマとした講演会を10月25日、飯田橋セントラルプラザで開催。政府の対応の甘さや飼料をめぐる共食い≠フ危険性などを中心に議論が行われた。

ユニバーサルデザイン・セミナー
ものづくりに消費者参加≠
 ユニバーサルデザイン(UD)を意識した製品が市場に出回るようになったが、消費者からは「UDのメリットがわからない」「どこで購入できるのかわからない」といった声も聞かれる。一方今年5月に経済産業省が行ったアンケート調査では、企業がUDに取り組まない理由として「導入の仕方がわからない」「的確な知識やデータ、人材が不足している」などがトップに挙げられている。