2004年05月29日
OIE、牛小腸の輸出入を原則禁止に
OIE(国際獣疫事務局)が27日、BSEの国際安全基準を見直し、感染の危険がある国からの牛の小腸の輸出入を原則禁止にすることを決めた。国産小腸の価格の高騰や商品も品薄で、国内業者への影響は必至となっている。

NEC談合で罰金23億円(米司法省)
米司法省は27日、テキサス州にあるNEC(東京都港区・金杉明信代表取締役社長)の関連会社、NECビジネス・ネットワーク・ソリューションズが米政府の学校や図書館のインターネット接続助成事業で談合し、入札価格を水増し請求したとして、NEC側が総額2060万ドル(約22億9000万円)の罰金などを支払うと発表した。

九電玄海原発4号機などB評定(経産省)
経済産業省原子力安全・保安院は28日、九州電力玄海原発4号機(佐賀県)、関西電力美浜原発1号機、同高浜原発3号機(いずれも福井県)で実施された定期事業者検査について、「B評定」とし、安全性には問題がないとした。評定はA〜Cの3段階。

米の偽装表示、実態明らかに
日本穀物検定協会(東京都中央区)は27日、同協会が認証した米卸など流通業者の一部で、認証マークの不正使用があったことを公表した。米袋に表示された品種以外の米が混ざっていながら、同協会の認証マーク付きで販売した業者数は、この1年半の間に少なくとも7業者に上るという。

三菱ふそう、中国でもリコール
三菱ふそうトラック・バス株式会社は27日、中国に輸出・販売した大型トラックのリコールを発表した。対象製品は91〜96年製の大型トラック3211台と、84〜96年製の動力伝達装置使用車両2639台。

全国NGOが水環境調査実施へ(国交省)
国土交通省は、全国のNGO270団体に呼びかけ、6月6日から3100地点での身近な水環境の一斉調査を実施すると発表した。実施結果は全国の水環境情報を示した「水環境マップ」作成に役立てられる。

日本ミルクコミュニティが異臭飲料を自主回収
日本ミルクコミュニティ(東京都新宿区・小原實代表取締役社長)は28日、果汁入り飲料16品目で風味の異常がみつかり、商品を自主回収するとした。対象商品は、賞味期限が6月3〜7日までの「濃縮還元オレンジみかん果汁100%」など16品目、約41万本。問い合わせは同社お客様センター(0120−464−369)。

アテネで日本のソーラーカーが優勝
ソーラーカーレース「フェートン2004」が28日、アテネオリンピックの記念イベントとして行われ、日本から参加したチームが1、2位を独占した。優勝したのは芦屋大、2位は大阪産業大。

三洋電機、台湾製コピーIC訴訟で勝訴
東京地裁は28日、三洋電機(大阪府守口市・桑野幸徳代表取締役社長)が製造するカーオーディオ用ICを台湾メーカーが模倣・販売した件で、同社の主張を認め、国内の販売代理店3社の販売差し止めと、損害賠償約48万円の支払いを命じた。販売差し止めの命令を受けたのは、グローバル電子と加賀電子、加賀デバイスの3社。

携帯電話番号ポータビリティーのガイドライン公表
総務省は28日、携帯電話会社を変更しても同じ電話番号が使える「番号ポータビリティー」の導入について、ガイドラインを公表した。06年度の早期導入を目指す。

メーカー4社が予防ワクチン開発へ
厚生労働省の専門家会合は28日、新型インフルエンザ対策で国内のワクチンメーカー4社が共同で予防ワクチンの開発に着手したことを明らかにした。安全性の確認などを経て、供給可能までに3〜5年かかるという。

すしの消費期限ラベルはり替えて販売
阪急百貨店は28日、梅田本店(大阪市北区)の持ち帰り用すし売り場で、運営を委託している大起水産(本社・大阪府堺市)がラベル張り替えによる消費期限の不正表示を行っていたことが判明、本来廃棄すべきものを閉店まで販売していたことが、顧客からの指摘により発覚したと発表した。売れ残りを減らすため、約3年前から行っていたといい、阪急百貨店は同日、このコーナーの商品を撤去し、当面、営業停止にすることを決めた。

脳にストレス残すたばこの臭い
世界禁煙デー(今月31日)を前に、非喫煙者にたばこのにおいをかがせると、きゅう覚が慣れても、脳はストレスを感じていることが杏林大学古賀良彦教授(精神神経科)とプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)の研究で分かった。専門家はたばこが心身の健康に及ぼす影響を懸念している。 

 
2004年05月28日
偽りのメール、新たな手口のフィッシング詐欺
大手クレジット会社JCBを名乗り「JCBのギフト券が当たりました。手続きに必要なので個人情報を入力し、返送して下さい」などと偽りのメールを送りつけ、個人情報を聞き出し、利用するという新たな手口の詐欺が横行している。JCBは「JCB名でそのようなメールは送信しない」としている。

「年金未納」不審なはがき
「年金が未納」といった不審なはがきを送り付けられる被害が、全国各地で相次いでいることが27日、各地の社会保険事務所の調べでわかった。社会保険庁は詐欺まがいの行為として注意を呼びかけている。架空の団体名は「国民年金組合」「ジャパンネットワーク」「グローバルデータ通信」「国民年金センター」など。

OIE、牛の腸の輸出入禁止へ
OIE(国際獣疫事務局)は27日、パリで総会を開き、BSE(牛海綿状脳症、狂牛病)に関する安全基準を改定、腸全体の輸出入を原則的に禁止することなどを決めた。日本の牛もつ料理店などに影響が及ぶ恐れがある。

「音楽著作権侵害」架空請求はがき郵送
日本レコード協会(東京都中央区)から委託を受けたように装って、著作権を侵害したとして賠償を求めるはがきが郵送されていることが分かった。「グローバルジャパン」と名乗る会社名で注意を呼びかけている。

ゴールドウィン、会員48人の個人情報が流出
スポーツメーカーのゴールドウィンは27日、同社製品のネット販売会員1560人分にうち48人の個人情報(住所、電話番号)が流出した、と発表した。現在も原因を調査中。

血圧降下剤投与で15人が肝炎、うち1人死亡
厚生労働省は27日、血圧降下剤「メシル酸ドキサゾシン」(販売名・カルデナリン錠)を投与されていた15人が肝炎などを起こし、うち一人が死亡していたことを公表し、医療関係者に注意を呼びかけた。同剤が原因かは不明。販売元はファイザー。

環境省、産廃焼却規制を緩和へ
環境省は9月にも産業廃棄物の焼却処理に関する規制を緩和する。廃棄プラスチックや木くずを製鉄用電気炉や小型焼却炉などで燃やせるよう見直す。不法投棄抑制が狙い。

輸入CD規制で修正求む(民主党)
民主党は27日、著作権法改正案法案について修正を求めることを決めた。同党が洋楽を含むすべての輸入CD規制につながると判断したもの。

危険・有害物質へのマーク義務化へ
化学物質管理のあり方を議論してきた厚生労働省の検討会は27日、危険性や有害性に応じて国連が定めた「どくろ」など9種類の絵表示を付けるべき、とする報告書をまとめた。同省は労働安全衛生法などを改正し、2006年末を目標に表示を義務づける。

遺伝子組み換えイネ、栽培中止へ
全農(全国農業協同組合連合会)は、スギ花粉症の症状を緩和する効果が期待される遺伝子組み換えイネについて、野外での試験栽培を中止することを決めた。環境への安全性を評価するため、神奈川県平塚市で一般農地と離れた隔離ほ場(約1・8アール)での栽培を計画していたが、「風評による農業などへの影響を懸念する地元の声が強いため」と説明している。

医薬品成分含むハーブティー回収
京都府は27日、製造販売会社アウンアレイ(京都市南区)が健康食品として販売していたハーブティーに、医薬品成分の「センナ」の葉軸が含まれていたとして、同社に製造、販売の中止と製品の回収を指示した。

世界初、種なしビワを開発
千葉県の堂本暁子知事は27日、果実の9割が食べられる世界初の種なしビワの開発に成功したと発表した。品種名は「希房」、房総半島と希望を掛け合わせた。3年以内に正式な品種登録を済ませ、4年後の商品化を目指すとしている。

スペアタイヤ脱落で古河ユニックがリコール
機械メーカーの古河ユニックと、いすゞ自動車、仏オートモビル・シトロエン社日本法人は27日、トラック、乗用車で不具合が見つかったとして、国土交通省にリコール(無料の回収・修理)を届けた。不具合が生じたのは古河ユニックが荷台を取り付けたマツダのトラック「タイタン」約2000台(1988年3月〜97年4月生産)で、スペアタイヤをつるす金具の取り付けが不適切で、金具に亀裂が入り、脱落する恐れがある。これまでに三重県内で2件の物損事故があった。

2004年05月27日
農水省、JAS法品質表示改正案について意見を募る
農林水産省は5月26日、新たに原産地表示を義務づける加工食品や3カ月以上国内で飼育した畜産物に国産表示が認められていた3カ月ルールを廃止することなどが盛り込まれたJAS(日本農林規格)法の品質表示基準改正案について、広く国民から意見を求めるパブリックコメントを開始した。締め切りは7月23日まで(郵便の場合は、当日消印有効)。詳しくは6月7日号(5月31日発行)に掲載予定

黒煙110番設置、違反ディーゼル車を見逃すな(東京都)
東京都は来月の環境月間に合わせて、昨年10月から行っている違反ディーゼル車の取締りを一層強化する。首都高速道路などには監視カメラを6台設置、自動車Gメンによる取締りを実施。黒煙を排出しながら走行する車両においては、その車両のナンバーなどの情報を都民から提供してもらうため、黒煙110番も実施していく。詳しくは東京都のホームページにて http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2004/05/20e5q100.htm

国民年金の未払い追納法案見送り(自公両党)
自民、公明両党は26日、国民年金保険料の未納者が86年4月までさかのぼって保険料を追納できるようにする特例法案について、今国会での成立を見送る方針を固めた。当初、民主党に呼びかけ、議員立法で成立を狙ったが、民主党の対案提出が同日決まり、今国会での成立は日程的に無理と判断した。

「がんが治った」の誇大広告で初指導(厚労省)
厚生労働省は26日までに、健康増進法に抵触するとして、科学的根拠のはっきりしない健康食品で「がんが治った」などとうたっている本に健康食品販売業者の連絡先を掲載したのは誇大広告だと認定、東京都内の出版社と販売業者数社に対し、連絡先の削除などを求める行政指導を行った。出版社の行政指導は初めて。

東証、丸石HDの2部上場延期
東京証券取引所は26日、6月1日付で承認していた持ち株会社、丸石ホールディングス(東京都千代田区・永堀隆司社長)の東証2部上場を延期すると発表した。丸石自転車は6月1日付で完全親会社となる持ち株会社、丸石HDに株式を移転し、丸石HDが改めて東証2部に上場する予定だったが、前社長の架空増資疑惑が発覚、売買停止となったまま26日に上場廃止となったもの。

家畜伝染病への罰則強化、参院本会議で可決・成立
家畜伝染病予防法の化成法案が26日、参院本会議で可決・成立した。6月初旬の施行予定。同改正法は、鳥インフルエンザなどの家畜の伝染病感染について、届け出義務を怠った農場所有者の罰則を「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」、また、移動制限命令に協力した農家には、売上減少額などを国と都道府県が2分の1ずつ補助するもの。

NOKの偽造株券出回る
東証1部上場の自動車部品メーカーNOKは26日、同社の偽造株券1135枚(約4億3000万円)が見つかったとして、有価証券偽造の疑いで警視庁城東署と東京証券取引所に届け出た。見つかった偽造株券には「NCK」の透かしがあるという。

カネボウ化粧品、顧客情報登録のパソコン盗難
カネボウ化粧品(東京都港区・知識賢治社長)とマイカルは26日、マイカルが運営する東岸和田のサティ(大阪府岸和田市)内の同化粧品の売り場にあった顧客管理専用パソコンが盗まれたと発表した。1234人の顧客情報が登録されているという。

弁護士かたった差し押さえ通知、被害は約70件
名古屋市内の実在しない弁護士の名前をかたり、借金に絡んで裁判所から差し押さえなどの依頼を受けたとする虚偽の通知書を送りつけて、金を送らせる被害が相次いでいることが、26日分かった。 同弁護士会には今月17日から25日までに、岩手、宮城、山形、長野、茨城、岐阜、香川、福岡の8県内の市民や消費生活センターから、約70件の問い合わせがあった。

クーリングオフ逃れの消火器業者を逮捕
火災救急通報装置の売買契約に際し、クーリングオフの申し出を妨げるため、実際の契約日より前の日付を記載した契約書を渡したとして、大阪府警生活安全特捜隊と平野署は26日、防災機器販売「NKサービス」代表者を特定商取引法違反(虚偽書面の交付)の疑いで逮捕した。容疑者はほかに、「ケイズインターナショナル」「ワンライン」の業者名を使用。国民生活センターによると、この2業者において、独り暮らしのお年寄りを中心に、全国で約380件の苦情が寄せられているという。

クラッチ欠陥、三菱ふそうが17万台リコール
三菱自動車製大型車のクラッチ部品に欠陥があった問題で、三菱ふそうトラック・バス(昨年1月に商用車部門が分社)は26日、「ザ・グレート」など83年〜99年製造の大型トラックについて、リコール(回収、無償交換)を届け出た。対象となるのは生産台数約16万8000台のうち、登録抹消車などを除いた約7万5200台で、同社負担額は数十億円規模。

鳥インフルエンザ、タイで再発か
タイ北部チェンマイ県の家畜衛生当局者などによると、同県で26日までに鶏など約300羽の家禽(かきん)が死んだ。鳥インフルエンザ感染とみられ、衛生当局が死因を確定する。チェンマイ大学の研究農場でも今月上旬から鶏などが相次いで死んだたため、当局は予防措置として26日までに約1000羽を処分したという。タイでは14日に農業・協同組合省が「国内すべての家禽農場で鳥インフルエンザウイルスが根絶された」と発表し、事実上の終息宣言を行ったばかり。