2008年12月03日
消費生活用製品重大事故―石油・ガス機器の事故増える
 2日までに経済産業省に寄せられた消費生活用製品重大事故報告は35件、このうち石油機器、ガス機器に関するものは火災事故11件と急増した。
 その他の製品で、事故に製品の起因が疑われるものは10件、シャープ製プロジェクターでの火災事故2件、電子レンジでの火災事故2件、電気こんろ、電気冷蔵庫、ビデオ一体型テレビ、アイロン、セラミックヒーターでの火災事故が1件ずつ、車庫用門扉に指を挟みこみ重傷を負う事故が1件報告されており、シャープ製プロジェクターについてはリコールが開始された(下記記事参照)。
 また、事故に製品が起因するか特定できないものは11件、延長コード、洗面台、電気洗濯機、光回線終端装置、ルーター、ファクシミリ、食器洗い乾燥機、電気ストーブ、における火災事故が1件ずつ、パジャマ、靴下を着用して皮膚炎を発症する事故が1件ずつ、電動アシスト自転車に乗車中、転倒して骨折すつる事故が1件報告されている。
 この他に、石油ストーブでの火災事故2件、電気洗濯機での火災事故1件について、第三者判定委員会による審議が予定されている。

発火事故発生でプロジェクターを回収―シャープ/パナソニック/ビクター
 シャープが製造し、シャープ、パナソニック、ビクターが販売したプロジェクターの一部製品において、これまでに発火事故が2件発生していたことがわかった。いずれも電源プラグをコンセントに差し込んだスタンバイ状態で発火しており、周辺を焦がすなどの事故に至っている。
 シャープは事故を起こした製品と同様の製品4製品について回収を行うとし、手元にある場合はただちに使用を中止して欲しいと呼びかけている。

品番・製造期間および問い合わせ先

【シャープ】
・XV-101T(1990/1 〜1991/6)
・PG-1000T(1990/4 〜1991/3)
・PG-X1000(1990/11〜1991/5)
・XV-T1Z(1991/4 〜1993/8)
◇問い合わせ:0120-736-827(9:00〜18:00)

【パナソニック】
・TH-100CV1(1991/7 〜1991/8)
◇問い合わせ:0120-878-560(9:00〜18:00)

【ビクター】
・VX-100T1(1991/12〜1992/1)
◇問い合わせ:0120-210-839(月〜金 9:00〜18:00、土・日・祝 9:00〜12:00、13:00〜17:00)

マンナンライフがこんにゃくゼリー製造再開
 こんにゃくゼリーを喉に詰まらせて死亡する事故をきっかけに製造・販売を中止していたマンナンライフが、同社商品であるこんにゃくゼリー「蒟蒻畑」シリーズの製造を再開した。
 マンナンライフは事故防止策を整えるために製造の中止を続けてきたが、事故防止対策が整ったと説明した上で、従来と変わりのない大きさ、形の商品の製造を再開、販売する。
 同社が対応した事故防止策は、これまでよりも大きめの文字、赤色などを使用した警告文、警告表示。
 この件に関し、ユニカねっとは、『こんにゃくゼリーは、アメリカ、EU諸国、韓国、カナダ、オーストラリアなどの諸外国でも、既に製造・販売・輸入が禁止されている。こんにゃくの含有量を変更し、従来品より柔らかくしているとのことだが、中立公正で客観的なデータに基づいて安全性が証明されているわけではない。また、報道によると、マンナンライフは、農水省とも協議の上、販売を再開するとのこと。しかし、死亡事故に対しては、規制権限がないとして、何もしないでいながら、販売再開には協議に応じるという農水省の姿勢は、まさに、従来の行政が、産業育成ためのものであり、消費者の生命を保護するためのものでないことを示している。』との見解を示した。

 マンナンライフのこんにゃくゼリー製造・販売再開については、本紙第1873号(12月1日発行)にても詳しく報じている。

2008年12月02日
消火器訪問販売業者を処分―群馬県
 群馬県は1日、、消火器を販売する訪問販売業者「太陽グローバル有限会社」(埼玉県本庄市)に対し、特定商取引法に基づき業務の一部を6ヶ月間停止するよう命じると同時に、群馬県消費生活条例第17条第3項の規定に基づき、業務改善の勧告を行った。
 太陽グローバルは、過去に消火器を購入した実績のある消費者宅を訪問し、消火器を販売することを目的としていながら、「消火器の点検をします」、「消火器を交換します」などと本来の目的を告げずに近づき、「消防団から頼まれた」、「消防から来ました」などと偽り、消火器の売買契約の締結についての勧誘を行っていた。

環境教育実践校で「標準化教室」出前授業開始―経産省
 経済産業省は、環境教育実践校を対象に「標準化教室」の出前授業を開始する。
 同省は2006年度から(財)日本規格協会と協力してこのような出前授業に取り組んでいるが、全国で環境マネジメントシステム(EMS)などの環境教育が盛んになっていることから、このたびEMSをの取組をしている学校を対象にしたカリキュラムを千葉大学と(財)日本規格協会と協同で作成した。
 まずは千葉大学付属小学校において「標準化教室」出前授業を行う。

側面プリント剥がれる恐れでバレーボールシューズ返品・返金―デサント
 デサントが販売したバレーボールシューズの一部製品において、側面のプリントにひび割れが生じ、剥がれ落ちる恐れがあるとして、同社は該当する製品の返品・返金に応じる。

◇対象製品:「D-LOOP COMFORT LIGHT(バレーボールシューズ)」
◇品番:DLV750WN ・ DLV750WR(2008年度モデル)
◇販売対象期間:2008年9月〜2008年11月30日
◇問い合わせ:
東京:03-5979-6101
大阪:06-6774-0359
いずれも平日(月〜金)9:00〜17:30で受け付け

2008年12月01日
改正携帯電話不正利用防止法 本日施行
 携帯電話・PHSが振り込め詐欺などで悪用されることを防止するための「携帯音声通信事業者による契約者等の本人確認等および携帯音声通信役務の不正な利用の防止に関する法律」(携帯電話不正利用防止法)が本日より改正となる。
 改正されたことにより、今後は以下三点が罰則の対象となる。

◇携帯電話レンタル業者に対して、運転免許証等による契約者の本人確認が義務付け
◇携帯電話レンタル業者の本人確認に対し、身分を偽る行為が禁止
◇SIMカードを携帯電話会社に無断で譲渡することや、他人名義のSIMカードを売買することが禁止

ヤミ金被害110番 緊急開催―東京三弁護士会
 東京三弁護士会は今月3日にヤミ金被害者の救済にあたることを目的とした「ヤミ金被害110番」を緊急開催する。
 今回の110番では、検察庁で把握している五菱会ヤミ金被害者に対し本年7月25日と11月18日頃に送付した『五菱会ヤミ金融事件被害回復手続きのお知らせと申請書類一式』についても、手元に届いてるがまだ申請していない場合についても受け付ける。

◇日時:2008年12月3日(水)10:00〜16:00
◇電話:03-5521-0990(当日のみ)
◇対象者:
(1)山口組系旧五菱会グループのヤミ金被害者
(2)(1)以外のヤミ金被害者
◇相談料:無料(通話料は相談者の負担)
◇問い合わせ:03-3581-2206 東京弁護士会 法律相談課

製造機械部品が混入の恐れ!ツナ缶を回収―マルハニチロ
 マルハニチロ食品は、同社が製造・販売した缶詰の一部製品において、製造機械の部品(ステンレス球)が混入した恐れがあることがわかったとして、該当する製品を回収するとした。

◇対象製品(バーコード):
・「マルハ ツナやわらかほぐし野菜スープ入 油1/3 80g」(4901901350729)
・「マルハ ツナやわらかほぐし野菜スープ入 油1/3 3缶シュリンク(80g×3缶)」(4901901242994)
◇賞味期限:2011.7.1のもの
◇問い合わせ:0120-170-811(9:00〜17:00)