デジタル取引・特商法検討会が始動
SNS勧誘・定期購入・レスキュー商法が俎上
デジタル新法求める声
特定商取引分野の制度見直しに向けた 「デジタル取引・特定商取引法検討会」 が1月 22 日、 始動した。 インターネット取引の急拡大を背景に、 SNS による勧誘や、 消費者の意思決定を歪める表示 (ダークパターン) への対応、 法改正後も相談が高止まりしている定期購入、 住宅関連で被害が高額化しやすいレスキュー商法や点検商法などが検討課題に挙がった。 悪質事業者を市場から排除するための対応策を検討し、 夏頃の中間取りまとめを目指す。 委員からは、 現行の枠組みへの 「付け足し」 では対応が難しいとして、 デジタル取引分野について新法を含む法体系の再設計を求める意見も出ている。(相川優子)
栄養機能食品 表示文言25年振り修正
ビタミンD「カルシウムの吸収助ける」に
「リン」削除、分かりやすさも重視
消費者庁は1月 21 日、 ビタミンやミネラルを補う目的で利用される栄養機能食品の 「表示できる機能の文言」 を、 制度創設以来 25 年振りに修正した。 最新の科学的根拠に基づいて見直し原案を作成し、 消費者1万人のアンケート結果を踏まえて、 消費者に誤解なく分かりやすく伝わる内容に改めた。 ビタミン D の見直し原案 「腸管でのカルシウムやリンの吸収を助ける栄養素」 は、 分かりやすいと回答した人が 50.3%と6割に満たなかったことから、 通常不足しにくく吸収率も高い 「リン」 や馴染みのない 「腸管での」 を削除し、 「カルシウムの吸収を助ける栄養素」 とした。 分かりやすいと回答した人が 49.3%だった亜鉛の 「たんぱく質や核酸の代謝を助ける」 は、 この説明自体が 「皮膚や粘膜の健康維持を助ける」 機能に至る途中の機能であることから、 文言自体を削除。 亜鉛の 「味覚を正常に保つ」 機能は、 栄養機能食品の範囲で同程度の機能を有する栄養成分が他にないことから、 文末を 「栄養素のひとつです」 から 「栄養素です」 とする。(相川優子)
内閣府特別担当大臣賞は村上真保さん
「めざせ!食品ロス・ゼロ」川柳コンテスト、消費者庁
消費者庁は 「『めざせ!食品ロス・ゼロ』 川柳コンテスト」 の受賞作品を発表し、 1月 16 日に表彰式を行った。 同コンテストは、 食品ロス削減を国民運動として展開することを目的に、 2021 年度から実施されている。 5回目となる今回は、 村上真保さん (愛知県) の 「ミャクミャクと続く日本の 『もったいない』」 が内閣府特命担当大臣賞を受賞した。 消費者庁長官賞は、 長濱澪里さん (鹿児島県) の 「捨てちゃうの? 『いただきます』 って言ったのに・・・」 と、 古内史美さん (宮城県) の 「買いすぎて 野菜しょんぼり 冷蔵庫」 の2作品が受賞した。 同コンテストは、 10 月1日~10 月 31 日の食品ロス削減月間に募集が行われた。 応募総数 19071 件のうち、 約8割が 10 代の若者によるものだった。 授賞式では、 黄川田仁志消費者担当相が 「日本の未来を担う若い方々に高い関心を持っていただけたことは、 素晴らしいこと」 と祝辞を述べた。(原田恵理)
